11種類の共感体質エンパスとは?

エンパスという体質についてご存じですか?

エンパス(empath)は、エンパシー(empathy)とも呼ばれ
✔極度の「共感体質」の方
✔共感覚能力が非常に高い方
という意味の言葉です。

エンパスには、しばしば近くにいる人と同じ現象がその身に起こります。無意識に相手に共感したり、感情や思考、意図、ムードを感じ取る能力があります。桁外れの空気を読む才能を持っている。とも言えるでしょう。

大きく分けると6つのタイプがあると言われています。

6つのタイプとは?

1.身体直感型/相手の体調不良を見抜ける能力

主に、相手の身体に起きていることを直感的にわかるタイプです。そのため相手が求めていること、相手の体調不良な部分まで見抜けてしまうタイプです。直感ですので本人は能力だと気付かない場合が多く、ほとんどが気のせい、もしくは無意識で感じていると言われています。

たとえば
●赤ちゃんの鳴き声で、その子が何をして欲しいかわかる
●その人の表情や素振りを見なくても、体調が悪いのが分かる
●その人が知覚していなくても、痛む箇所が分かる
など、
妊娠・出産を経た女性に多いとも言われています。

このタイプのエンパスは、能力の熟練度が上げることで、高度のひらめきにあふれた母親や父親、セラピスト、ヒーラー、施術者になれる可能性を秘めています。

2.身体ワンネス型/相手の体での出来事を体験する能力

相手の身体に起きたことを、自分の身体の中で同じように起きているように感じるタイプです。一緒にいる人の身体の不調部分とシンクロして、自分自身も痛みなど不具合を「一体化」して感じてしまうのです。相手の感情が自分に波及するタイプのエンパス。自分では理由がわからないのにイライラしたり泣きたくなったりすることが多い人は、周りでそういった感情を持っている人の気持ちを無意識に拾ってしまっている場合があります。

たとえば
●お腹が痛い人が近くにいると、それを知らなくてもお腹が痛くなってしまう
●体調が悪い人がいると、自分も体調が悪くなってしまう
●職場やクラスで不穏な空気が流れたとき、必要以上に胸が締め付けられる
●受験会場などで、それほど自分は緊張していなかったはずなのに調子が悪くなってしまうなど、他人の不調とシンクロしてしまう人はこのタイプのエンパスであるといえます。
●テレビや映画で、転んで擦り傷を負うとか、自分の感覚と経験に照らし合わせて。、「うわ、痛そう~」みたいなやつです。エンパスの方はその痛みを無意識的にリアルに伴うのでちょっときついですよね。
●誰かのお見舞いにいくと、具合が悪くなって帰ってきます。

もしかしたら、その感覚はあなた自身のものだけでなく、その場にいる全員の体調を受け取ってしまっているからかもしれません。

3.感情直感型/相手の嘘を見抜ける能力

相手の感情が直感的にわかるタイプです。

たとえば
●声の調子
●話し方のスピード
●発音
●顔の皮膚の微妙な振動
●目の動き
などで、その人の感情が瞬時に分かるタイプです。

顔の表面的な表情と、内心が違う人が目の前にいると嫌な気持ちになったり、いたたまれなくなりませんか?
感情直感型のエンパスは心を見抜く能力があります。言っていることと思っていることの違いを直感的に感じるタイプです。本音と建て前を見抜くので、上手く立ち回れるタイプといえるでしょう。逆に、信頼している人の嘘の心を見抜いて、深く傷つく結果になることもあります。

相手がどうしてほしいのかを直感的に把握できるため、弱っている人には素晴らしい癒し手となります。ただ、演技や偽善も見抜いてしまい、他人の自己陶酔や嘘には、強いフラストレーションを感じます。そのストレスで、人間嫌いになることもあります。

4.感情ワンネス型/相手の感情を読み取り同調する能力

相手の感情が自分にも波及する。感情直感型は外からの知覚ですが、感情ワンネスは身体ワンネスと同じように自分の内側で同じように体験します。
ただ単に同調や迎合することではなく、身体の内側で同じ感情を感じてしまうのです。エンパスだと気付いていなければ、それが自分の感情なのか相手の感情なのか判断することができず、感情に振り回されることもあるでしょう。
本人にとっても非常に面倒でしょう。

たとえば
●疲れ切ったサラリーマン
●喧嘩をしている若者
●幸せなカップルを恨めしそうに見ている人
●配偶者を亡くして悲しむ友人の心情を同じように感じて、自分も辛く悲しくなります。その反対に、喜びの絶頂にある感情を感じると自分も幸福感を味わえます。

人ごみやパーティーなどでぐったり疲れてしまう人は、このタイプかもしれません。人の感情に振り回されたり、エネルギーを吸い取られてしまうと感じることもあるでしょう。

その場合は、これから能力を上手くコントロールしていくことで、身を守っていかなくてはなりません。満員電車やショッピングモールなど、人ごみには、さまざまな思念が飛び交っています。意味もなく憤りを感じたり、急にしょんぼりしたり、その感情はジェットコースターのようです。自分の想いなのか、人のものなのか切り分けないと、一時的に憑依されたようになります。

5.知的変容型/相手の考えが解り形にもできる能力

知的変容型は、人の思考の構造を自分のもののように体験するタイプです。
エンパシーの中でも理解されにくい能力だとされています。
また、自分自身でも気付きにくいかもしれません。

また、複雑な仕事や論理を、分かっている人と一緒に仕事するとすぐに身についたり、高度であればあるほど早く理解できる能力があることも特徴です。たとえば、医者や弁護士の側にいるだけで、専門的な知識や理論が手に取るように理解できるといった具合です。勉強していない分野でも知識を得ることができるので、便利な能力といえますね。

6.スピリチュアルワンネス/八百万の神の記憶を読み取れる能力

スピリチュアル・ワンネス(霊的一体化)は、人の内面をそのまま体験できる能力です。

目の前で向き合っている人だけでなく、遠方にいる人やすでに亡くなっている人、また過去の賢者、守護霊ひいては八百万の神までも、その記憶や内面を理解できる能力です。霊的一体型は、能力の差はあるもののだれでも魂を磨くことで得られる能力といわれています。

たとえば
●ある人のスピリットと一体となることで、自分にない資質を体験できる
●過去の偉人や聖人のスピリットと一体となれる

スピリチュアル・ワンネスの能力はだれにでも備わっているとされています。
この能力が開いていくと、魂は学びを深め、より霊的な進化を遂げていくことが出来るでしょう。

特殊な5つのエンパシーのタイプとは?

ここからは、より珍しいエンパシーの型について触れていきます。

1.アニマルエンパシー(動物共感型)

動物と魂レベルで会話することが出来るだけでなく、動物の知性と一体化し、彼らの恐れや好奇心、意識を含むすべてを知ることが出来ます。

しかし、テレパシーやサイキック能力を使って動物の立場を理解しようとすることは、このエンパシー能力には該当はしません。通常、動物エンパスは、人よりも犬やネコなどのペットや動物と会話する方を好みます。

2.メディカル・エンパシー(機会共感型)

身体レベルで人と結合し、相手の病気を自ら体験し、診断します。
二つの身体エンパシーをより深くした能力と言えなくもありません。
たとえば
●治療の可否や余命が分かってしまう
むしろまずは自分自身を守るところからはじめなければならないかもしれません。

テレパシーやサイキック能力を活用したメディカルリーディングは、相手とのエネルギーの境界線を維持したまま客観的に症状を読み取るのに対し、このエンパシー能力は相手のエネルギーと融合して症状を読み取る点で異なります。

3.ガーデニング・エンパシー(植物共感型)

植物と一体化できる能力です。植物の中へ意識を入れて同化し、声を聞き、何が必要かをたずねることが出来ます。花や観葉植物など、特定の種類にのみ働くこともありますし、全ての植物と同化できる稀有な人もいます。このエンパシー能力も、テレパシーにて植物とコミュニケーションを取ることと違い、エネルギーレベルで植物と同化しそのものになれる点で異なります。ただ植物に話しかけることではなく、自らの内側で植物の感覚を感じ取ることが出来る能力です。

4.クリスタル・エンパシー(結晶共感型)

クリスタルなどの鉱物の世界を共感する能力です。
単に石の波動を感じることが出来ることではなく、クリスタルの世界に同調し旅することが出来るのです。

クリスタルや鉱物には、特定の役割があり、その中でも稀に高い意識次元につながっているものも存在します。それらを世の人に紹介したり、ヒーリングアイテムとして活用したりすることなどが、このエンパスの特徴と言えるでしょう。

5.その他特殊なエンパシー(環境共感型)

分子エンパシー・エレメンタルエンパシー・環境エンパシーなどもあり非常に珍しいエンパシーなようです。エンパス体質の人のほとんどは、複数の要素を兼ね備えているケースが多いようです。

「まとめ」と「オススメ」

ご自身のエンパスのタイプや傾向を認識することで、エンパシー能力をコントロールしやすくなります。短所であると思っていた方は長所に変えて、本来の自分であるために、ローズ・ローズトゥリー氏の書籍「エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう」を参照する事をオススメします。

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